ビット誤り率とは?
ビット誤り率とは、送信した総ビット数のうち、誤って受信されたビットの割合。パケット単位の誤り数の期待値は「1パケットのビット数×ビット誤り率×パケット数」で見積もる。
応用情報技術者試験の過去問では3回出題されています(2018年度〜2025年度)。
びっとあやまりりつ
ビット誤り率の意味
送信した総ビット数のうち、誤って受信されたビットの割合。パケット単位の誤り数の期待値は「1パケットのビット数×ビット誤り率×パケット数」で見積もる。
ビット誤り率の具体例
1パケット1,000ビット、ビット誤り率が10のマイナス5乗のとき、1万パケット送ると誤りビットの期待値は1,000×0.00001×10,000=100。
ビット誤り率は試験でどう引っ掛けられる?
分母はビット数であってパケット数ではない。「誤りパケットの割合」と混同すると桁が合わなくなる。計算問題ではパケット長(バイト表記ならビットへ換算)を掛け忘れるのが定番の落とし穴で、バイト数のまま掛けると答えが8分の1になる。
ビット誤り率と関連する用語
ビット誤り率が出た過去問
伝送速度30Mビット/秒の回線を使ってデータを連続送信したとき、平均して100秒に1回の1ビット誤りが発生した。この回線のビット誤り率は幾らか。
正解:3.33×10^-10
要点:ビット誤り率=誤りビット数÷送信総ビット数
100秒間に送られるビット数は30×10^6×100=3×10^9ビットである。この間に1ビットの誤りが生じたので、ビット誤り率は1÷(3×10^9)=約3.33×10^-10となる。ビット誤り率は誤りビット数を送信総ビット数で割った値である。
出典:平成30年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問33(IPA)ビット誤り率が0.0001%の回線を使って、1,500バイトのパケットを10,000個送信するとき、誤りが含まれるパケットの個数の期待値はおよそ幾らか。
正解:120
要点:誤り数の期待値は総ビット数×ビット誤り率で概算する
ビット誤り率0.0001%は1×10のマイナス6乗である。1パケットは1,500バイト=12,000ビットなので、全体では12,000×10,000=1.2×10の8乗ビットを送ることになる。誤りビットの期待値は1.2×10の8乗×10のマイナス6乗=120個であり、誤りは十分にまばらなので誤りを含むパケット数の期待値もおよそ120個となる。
出典:令和6年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問33(IPA)ビット誤り率が0.0001%の回線を使って、1,500バイトのパケットを10,000個送信するとき、誤りが含まれるパケットの個数の期待値はおよそ幾らか。
正解:120
要点:パケットの誤り確率≒ビット誤り率×パケットのビット数
1パケットは1,500バイト=12,000ビットである。ビット誤り率0.0001%=1×10のマイナス6乗なので、1パケットあたりの誤りビット数の期待値は12,000×10のマイナス6乗=0.012となる。誤り率が十分小さいのでこれが1パケットに誤りが含まれる確率とみなせ、10,000パケットでは10,000×0.012=120個が期待値となる。
出典:令和7年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問35(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。