ナレッジマネジメント・SECIモデルとは?
ナレッジマネジメント・SECIモデルとは、ナレッジマネジメントは個々の従業員が持つ経験・ノウハウ(暗黙知)を組織全体で共有できる形式知に変換・蓄積し活用する経営手法。SECIモデルはその知識変換のプロセスを共同化(Socialization)・表出化(Externalization)・連結化(Combination)・内面化(Internalization)の4段階で説明するモデル。
応用情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2016年度〜2019年度)。
なれっじまねじめんと・せきもでる
ナレッジマネジメント・SECIモデルの意味
ナレッジマネジメントは個々の従業員が持つ経験・ノウハウ(暗黙知)を組織全体で共有できる形式知に変換・蓄積し活用する経営手法。SECIモデルはその知識変換のプロセスを共同化(Socialization)・表出化(Externalization)・連結化(Combination)・内面化(Internalization)の4段階で説明するモデル。
ナレッジマネジメント・SECIモデルの具体例
ベテラン技術者の勘や経験を共同作業を通じて他者に伝え(共同化)、それを言語化・マニュアル化し(表出化)、既存の知識と組み合わせて体系化し(連結化)、実践を通じて各自の暗黙知として定着させる(内面化)。
ナレッジマネジメント・SECIモデルは試験でどう引っ掛けられる?
4段階と知識の変換方向の対応を入れ替えた選択肢が定番。共同化=暗黙知→暗黙知、表出化=暗黙知→形式知、連結化=形式知→形式知、内面化=形式知→暗黙知。特に表出化と連結化の取り違えに注意。また目的は形式知にすることで終わりではなく、内面化を経て再び暗黙知へ戻る循環(スパイラル)である点も問われる。
ナレッジマネジメント・SECIモデルと関連する用語
ナレッジマネジメント・SECIモデルが出た過去問
ベンチマーキングを説明したものはどれか。
正解:優れた業績を上げている企業などとの比較分析を行い、結果を自社の経営改革に活用する。
要点:ベンチマーキングは優良事例と比較し改革に活かす
ベンチマーキングは、優れた業績を上げている企業や自社の他部門を基準として選び、業務プロセスや成果を比較分析して差の要因を明らかにし、その知見を自社の改革に取り入れる手法です。単なる数値の比較にとどまらず、なぜ優れているのかという仕組みまで学ぶ点が要点です。ナレッジマネジメントやコアコンピタンス経営とは目的が異なります。
出典:平成28年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問67(IPA)知識創造プロセス(SECIモデル)における“表出化”はどれか。
正解:暗黙知から新たに形式知を得ること
要点:表出化は暗黙知を言語化して形式知に変換する段階
SECIモデルは共同化・表出化・連結化・内面化の四つの変換で知識が創造されるとする。このうち表出化は、個人が経験として持つ言語化しにくい暗黙知を、比喩や対話を通じて言葉や図として表し、共有可能な形式知に変換する段階である。
出典:令和1年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問69(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。