テスト密度・欠陥密度とは?てすとみつど・けっかんみつど
テスト密度はプログラム規模あたりのテスト項目数、欠陥密度は規模あたりの検出バグ件数を表す品質管理の指標。単独では良否を判定できず、過去の実績から作った基準値と比べて「基準から離れた原因は何か」を追うために使う。上下どちらへ外れても調査対象になる点が要点。
最終更新:2026-10-06
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テストが十分かどうかを担当者の感覚で判断していると、規模の大きい機能ほど検証が薄くなっても気づけない。規模で割って正規化すれば、機能どうし・案件どうしを比べられる共通の物差しになる。応用情報では数値を提示して「次に何をすべきか」を選ばせる形で問われるため、値の読み方まで押さえる必要がある。
具体例
IPAが公開するソフトウェア開発の実績データなどから基準値を作り、対象モジュールの実測と比べる。テスト密度が基準の半分ならテスト不足や設計漏れを疑い、欠陥密度が基準の2倍なら当該モジュールのレビューをやり直す、といった次の一手につなげる。
試験での引っ掛け
欠陥密度が基準より低ければ常に良い、という判断は誤り。テストが甘くて検出できていない可能性が同じだけあるため、必ずテスト密度と組み合わせて読む。テスト密度が高く欠陥密度が低ければ品質良好、テスト密度が低く欠陥密度も低ければテスト不足、という2軸の読み取りが出題の型になる。
関連用語
出た過去問
出典:令和7年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問54(IPA)
あるシステム開発プロジェクトのシステムテストにおけるテスト密度及び欠陥密度の値は,図に示した領域①~領域④のうち,領域④の範囲内であった。品質管理基準に照らして…
正解:システムの欠陥を十分に検出できていない懸念があるので,テストの観点に漏れがないかなど,テストケースの妥当性を確認する。
要点:テスト量が十分で欠陥が少なすぎるときは、テスト観点の漏れを疑う
領域④はテスト密度が基準の80%以上を満たす一方、欠陥密度が基準の80%未満に留まっている範囲である。テストは十分な量を実施したのに欠陥がほとんど出ていないことになり、本当に品質が高いのか、テストの観点が偏って欠陥を見つけられていないのかを見極める必要がある。したがってテストケースの内容が妥当かを確認するのが適切である。
出典・参考
公式シラバスの4 開発技術 > 3. 実装・構築 > (8) ソフトウェアユニットのテストに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。