カバレッジ(命令網羅・判定条件網羅)とは?かばれっじ
カバレッジ(命令網羅・判定条件網羅)とは、ホワイトボックステストでテストがプログラムをどれだけ実行したかを示す網羅率。命令網羅は全命令を1回以上、判定条件網羅(分岐網羅)は各判定の真偽双方を、条件網羅は各条件式の真偽を通す。強さと必要ケース数がトレードオフになる。
最終更新:2026-10-06
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安全性に関わる制御部分は判定条件網羅100%を完了基準に据え、画面表示のような影響の小さい部分は命令網羅で妥協する。基準を一律に決めず、モジュールの重要度で段階を分けて工数を配分するのが現実的な設計判断になる。
試験での引っ掛け
命令網羅100%でも分岐の偽側を通っていない場合がある。また条件網羅は判定条件網羅を必ずしも包含しない。カバレッジが高くても仕様の抜け(書かれていない機能)は検出できず、ブラックボックス側の技法が別に要る。
関連用語
出た過去問
出典:令和4年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問47(IPA)
次の流れ図において、判定条件網羅(分岐網羅)を満たす最少のテストケースの組みはどれか。
正解:(1) A=1, B=0 (2) A=1, B=1
要点:判定条件網羅は各判定の真と偽を1回ずつ通せばよい
判定条件網羅は、各判定について真と偽の両方の結果を少なくとも1回ずつ通せばよい。A=1,B=0では最初の判定が真となり、その結果C=1になるので2つ目の判定も真を通る。A=1,B=1では最初の判定が偽となりC=2になるため、2つ目の判定も偽を通る。この2件で両判定の真偽が網羅でき、これが最少である。
出典・参考
公式シラバスの4 開発技術 > 3. 実装・構築 > (8) ソフトウェアユニットのテストに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。