カオスエンジニアリングとは?
カオスエンジニアリングとは、本番に近い環境で意図的に障害(インスタンス停止、遅延注入、ネットワーク分断)を起こし、システムが設計どおり耐えるかを実験で確かめる手法。机上の冗長設計と実際の挙動のずれを、事故が起きる前に発見する。
応用情報技術者試験の過去問では1回出題されています。
かおすえんじにありんぐ
カオスエンジニアリングの意味
本番に近い環境で意図的に障害(インスタンス停止、遅延注入、ネットワーク分断)を起こし、システムが設計どおり耐えるかを実験で確かめる手法。机上の冗長設計と実際の挙動のずれを、事故が起きる前に発見する。
カオスエンジニアリングの具体例
「1台停止しても応答時間は変わらない」という仮説を立て、営業時間外に1台を落として計測する。実際にはコネクションプールの再接続が遅くエラーが出た、といった形で設定の不備が見つかり、そこを直して再実験する。
カオスエンジニアリングは試験でどう引っ掛けられる?
無計画に本番を壊す活動ではない。仮説・影響範囲の限定・即時中止(アボート)条件・監視の準備が前提で、これらが無ければただの障害である。まず観測できる状態を作ることが先で、実験はその後になる。
カオスエンジニアリングと関連する用語
カオスエンジニアリングが出た過去問
分散システムの脆弱性を実験によって発見する手法であるカオスエンジニアリングには,五つの原則がある。この原則のうちの三つは,"定常状態における振る舞いの仮説を立て…
正解:"本番環境で実験を行う","影響範囲を局所化する"
要点:カオスエンジニアリングは本番環境で、影響範囲を絞って実験する
カオスエンジニアリングは、実際のシステムにあえて障害を注入して弱点を見つける手法である。5原則のうち残る2つは「本番環境で実験を行う」と「影響範囲(爆発半径)を局所化する」である。本番でなければ現実の負荷や依存関係を再現できない一方、利用者への被害を抑えるため影響を小さく限定してから徐々に広げる。
出典:令和7年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問49(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。