アカウントロックとは?あかうんとろっく
アカウントロックとは、ログインの失敗が定めた回数を超えたとき、そのアカウントを一定時間または管理者が解除するまで使用できなくする仕組み。試行の回数そのものに上限を課すため、パスワードの複雑さに頼らずに総当たりの成立を止められるが、正規の利用者を締め出す手段としても悪用されうる。
最終更新:2026-10-06
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パスワードを長く複雑にすれば破られにくくなるが、覚えられない利用者は使い回しや控えの持ち歩きに向かい、別の穴が開く。回数を絞る対策は利用者に負担をかけずに攻撃だけを止められる反面、他人のIDでわざと失敗を重ねて業務を止めるという可用性への攻撃を新たに招く。しきい値と解除方法の設計は、この二つの間で妥当な点を選ぶ作業になる。
具体例
Windows Active Directoryのアカウントロックアウトポリシは、しきい値・ロックアウト期間・カウンタのリセット時間の3項目で構成される。5回失敗で30分ロックのように設定したうえで、ロックの多発そのものを攻撃の兆候として監視対象に含める運用がとられる。
試験での引っ掛け
1つのIDあたりの失敗回数で判定する仕組みなので、パスワードを固定して多数のIDを試すリバースブルートフォースや、他所で漏れた組をそのまま試すパスワードリスト攻撃には効きにくい。またロック自体を業務妨害に転用されうるため、時間経過で自動解除する設計や多要素認証の併用が前提になる。
関連用語
出た過去問
出典:平成30年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問42(IPA)解説で登場
ブルートフォース攻撃に該当するものはどれか。
正解:使用可能な文字のあらゆる組合せをそれぞれパスワードとして,繰り返しログインを試みる。
要点:ブルートフォース攻撃は文字の全組合せを総当たりで試す手法。
ブルートフォース攻撃(総当たり攻撃)は、使用可能な文字の組合せを機械的に順次試してパスワードを割り出す攻撃である。パスワードが短く単純なほど短時間で破られるため、十分な長さと文字種の確保、ログイン試行回数の制限(アカウントロック)が対策となる。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。